シャルトルはよくパリ旅行のついでとかで日本では日帰りのコースで来る方が多いようですが、さすがユネスコ世界遺産だけあって、
読み解いていけば沢山の事を語ってくれやす。
6日間元修道士たちが使ってものを作り直したホテルに泊まり、毎日聖堂内のステンドグラス一枚一枚にあるお話や、外からいろんな角度からの彫刻や外観の内容、印象を観てみんなで感想意見を出し合いながら貴重な話を聞く、彫刻全体をスケッチ。コーラス、音楽。以上の3方向からの試みとなりやした。
さてどうお話したらいいやら。
え〜っ、ついた初日、聖堂地下にいってみんなでコーラス。jugendseminarの講師MarcoBindeliがコーラスを普段からカリキュラムの1つとしてやっていて前から少しずつ練習していた曲をソプラノ、アルト、テノール、バスに分かれてやりやした。
難しい話は抜きにして、みんなの一体感みてぇなもんが自然と出来てきやす。そして聖堂の彫刻のスケッチ、まずは正面北東側からの全体のスケッチ。いきなり始めるんじゃなくてみんなでどういう風に見えるかを最初に2,3分ただ見る時間をとって、それをみんなで言い合う。
そしてから書き始め。
じっくり観ているとそこに幾何学的要素があったり、リズムがそこに見えてきやす。それが何を語っているか説明がある時もあれば、当時の情報がもうなかったり、
それぞれで答えを出さないといけなかったりと、いろいろ。
そしてギリシャ時代からの光の幾何学を使った建物の建て方。どこまでも真っ直ぐに伸びる線や細部の曲線がとても繊細。
眼で流れを読み、体験し、その建てられた意味、内容を拝聴し。耳と身体と声でみんなで体験を大きくし合い。書くことでまたそれぞれが身体と内面を動かす。
そうやって毎日を繰り返していると、だんだんみんなの繋がりが強くなっていくのを感じやした。教会とか神聖とされる空間ってきっとそんな力も持っていやす。それを作り上げてきた当時の人達の感覚と技術はまったく目を見張るばかりでやした。
Jugendseminarは将来を決めかねている若者たちが来るところなので、年齢も若い人達が多いですが、彼らもいつのころからか、協調することや全体の事を考えるという事を学んでいっていたようでさぁ。

教会地下のマリア像の横にある絵

教会地下は小さな赤い光が並んでいるだけ。そのなかで唄うと不思議と静かな気持ちになりやす。


