Eurythmieオイリュトミー

StuttgartのEurythmeumに行き初めやした!オイリュトミーとアントロポゾフィーについてシュトゥットゥガルトオイリュトメウムでの学びを提示できたらいいなぁなどと目論んでおりやす。2週間に1回くらいの頻度での更新を試みてやす。

社会福祉実習で学んだ事

3週間の実習に行って、只今帰ってまいりやした。

Stuttgart近郊のKirchbergと言う小さな田舎町。
今回の実習で学んだ事は一言「Ruhe(静けさ)」

今まで都会にしか長く住んだ事がないので、遠くまで見える空にとても感動!
いつも見てる同じ空とは思えなかった。空が近くて手を伸ばしたら届きそうな感じ。
sora1

(写真1)
夜は人口の光が少なくて、晴れた日は星がとても綺麗だった。って生きてるんだなぁってのを
見せられた。そして星同士の繋がりと自分との繋がりを少し意識出来たのが良かった。

ゆっくりと星を見ていると、太陽が毎日昇って下りても、高層な建物が壊されようと、歴史が
変わっていこうと、星達は遠く自分達に合った距離を保ちながら数千年輝き続けているんだなぁと思いながらそびえていた近くの木をふと見たら、この枝は太陽じゃなくて星に向かって伸びてるんじゃなかろうか。なんてことをふと思わされた。

そして手前達も。




そんな実習先は,WohnGemeinschaft(共同生活体)というドイツでは一般的な、みんなで生活を共にするって場所。手前の実習先は軽度の障害を持った方ばかりで、冷蔵庫に薬がいつも入っている以外は、特別目につくところも無く、まぁ、たまに感情的になったり落ち着きが無い時があったりするけど。
でもそれは心と身体が直結しているから。
確かに都会では生活出来ないかも知れないけれど、それが障害かって言われたら、都会の雑踏の方が手前には障害なような気もしやす。

3週間遊休のような気分でゆっくりと生活させてもらいやした。
帰ってきてからの都会での生活に今、実習帰りで体調を崩してる人続出^^;)
話を聞くと結構みんな重度の障害の方とお仕事させて貰ったようで、疲れているとのこと。

手前は仕事と言っても朝食夕食の手伝いでちゃんとうまく進んでいるかを主に見守るだけ。
あとはみんなと一緒に遊ぶのも仕事だと言われて一緒に遊んでやした。
自立を最終目的にしている人も、1人では生活できない人もいやす。


大きく上げて3点体験しやした。
・オイリュトミーシュタープ叩き
・金が無くなった
・Ruhe(静けさ)

オイリュトミーシュタープってのぁ手前等オイリュトミストが使う銅の棒のこと。
その棒の表面を叩いて握りやすくするんですが、まずお手本を見せてもらって、
やってみてって言われてやってみる。1m弱程の棒をハンマーで叩く、叩く。
オイリュトミーシュタープ

(写真2)
終わって先生のと見比べる。
違う
先生に見せてみる。
「もう一度満遍なく全部叩いて」
「はい」200回?300?何回叩いたか解らない程叩いた銅棒をもう一度初めから叩く。
何本か終わって1日終了〜。

3日目程になって
先生からの再度お手本。
叩き終わった表面を見ると、先生のは静かな水の表面のよう。叩くリズムもいつも一定。
手前のはいかにも細波立っている。「ハァ」。体と心の練習が必要でさぁ。
心の中を見せられたようでまだまだだと見せ付けられた。
でも、手前は割とふわふわしているのでこういった地に足のついた作業はとても良かった。


3週間目の初め。
手前の部屋から金が消えた。
手前の部屋にはカギがついてなく、同僚からも気を付けてって言われていたのに。
1日部屋に置き忘れた。
慣れてきて福祉の場所だからって安心した自分がばかだった。
でも、最終的には帰って来やした。
それは1人の女の子。
っていっても歳はもう26くらい。
見た目はとても若く10代って言っても通用しそう。
彼女は日本語でなんていうのかわかんねぇですが、窃盗中毒?
えー。中毒のように盗みという衝動が来ると抑えられないという精神的な病。

彼女は幼くして両親に育児放棄され、施設から、次にある家族と一緒に生活すること
になって、(その家族ともあまり良くはなかったよう)その新しい両親も数ヶ月前に他界したってことでぇ。


手前が今回実習した所の人はみんなやさしく、ただコミュニケーションを取るときに静かになる
まで待ってあげさえすれば、問題なく生活出来る人達。
感じ過ぎるんでさぁ。


手前はオイリュトミーを通してみんながなおざりにしてしまおうとしている感覚。大切なものを
見失おうとしている感覚を喚起していきてぇ。
そして、倫理感と自分の道を照らしてくれるもの。



代表される例としてはフードを被ってウォークマンを聴きながら、俯いて歩いている人。
彼等はオイリュトミーで最も必要とされる後ろの空間を感じることを見失おうとしている。

それはこの情報社会でいいことなんでしょうかぃねぇ。
感じる事を自らしなくなる、多すぎる情報に狂ってしまわねぇように。



それは、それは、手前にとっちゃあ悲しいね。

人間なんだもの。生きてるんだものなぁ。
御天道様に背を向けて、自分の影にうずくまる。
闇、暗さを求めて。
都会には自然な暗さ、静けさが少ない。
彼等はそれを求めている。
それは成長する上で必ず必要なもの。
植物は陽に葉を伸ばし地に根を張るように。

根を張るには冷たさと暗さは必要。



昨日ドイツ人から「暗い」という漢字が。
太陽の音と書くのはとっても興味深いと言われ、改めて日本のさの意味を考えさせられやしたねぇ。
soratotaiyou

sora3

テーマ:自己啓発 - ジャンル:心と身体

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