ここJugendseminarでは、3学期(1学期3ヶ月で計休みを挟んで一年間、4期をやる人もたまにいる)になるとみんなそれぞれの生い立ちを説明する日が毎週木曜日の19;30にありやす。
いろんな国から集まったいろんな年齢の人達が自分の父方母方のおじぃちゃんおばぁちゃんもしくはひぃおじぃちゃんひぃおばぁちゃん
の代までさかのぼって、どうやって自分が産まれて来たのかをみんなの前で1時間〜2時間かけて話やす。
アントロポゾフィーでは3つの「ち」がその人を定義付けていやす。
・家族の血
・時代の地
・産まれ持った自身の己
その3つを改めてみんなの前で語るんでさぁ。
みんなの前で発表するために書く。そして言葉にするってのはとても大きな意味がありやす。
それを調べることによって家族にも影響を与えるとも手前の上期生のnoriも言ってやした。この機会で40、50の親が自分の親の事を改めて知ることも出来やす。人によっては辛い家系の人も、あまり過去を知りたくない人も沢山いやすが、自分の道を探るJugendseminarでは、とても大切な時間。
とても独特の雰囲気を持ってやす。
まだ19とか20代後半までの若造がなんて思ってたらほんと的外れ。
若くてもほんとにいろんな経験をしてる子や世界各地のおじぃちゃんおばぁちゃんの話もほんとひとそれぞれ


時間になると鐘が鳴り、みんなが上の階にあるちいさなホールに集まって来やす。
一緒に生活してるみんながその日の人のースケッチーをしやす。
スケッチってのぁ、あらかじめ話しておいたその人の面白かったエピソードや、その人がいつもやってることなんかを
ちぃさな劇形式でみんなの前で前座としてやりやす。そうやって楽しい雰囲気になってそのあとにお話が始まりやす。
話し方も人によってさまざま、もちろん外国人もいっぱいいるから言葉の壁もあるけど、人に何かを本当に伝えたいと思ったらなにか伝わるもんがあるもんでさぁねぇ。



みんなそれぞれのペース、話し方でその時間は過ぎていきやす。
そしてお話が終わると前もって用意していたケーキやアイスなどでちょっとした和みムードのなかで(まぁそれも日によって違うけど)
話終わった人にみんながハグ(抱きしめ)に行ったり談話しながらゆっくりとみんなそれぞれの部屋に帰っていきやす。
同じ世代のいろんな国の人がどういう状況なのかを知ることも、また自分を見つめ直すことも出来る。
こんな背景を持っているからこの人は今こうなんだ、というのも見えて来やす。
Jugendseminarーー
履歴書なんかに書いても大きな役に立つかどうか解らねぇけど、多くの事を心に残してくれることは間違いねぇと思ぇやす。
確かに良く解んねぇ場所だけど、履歴書に書いてそれ何?って言われる時もあっていいっすゃねぇ。人生の中でそうやって少し立ち止まる時間ってのぁ宝物に成り得やす。
そしてそんな機会を作るのに遅いも早いもねぇっていっても、場所や周りの影響や力って大きいもんでさぁねぇ、



現代ってほんとに何にでも直ぐ意味を求めたがるけど、休憩したって、立ち止まったって、意味無いと思われたって、自分にとって大切な事ぁ手前さん自身が決めることでさぁねぇ。

誕生語り会をした手前の残り一人となった同期のSvenja

シャルトル行きのバス約10時間の休憩でお昼を食べた公園の近くにいたうしたち

行きのバスから見たノートルダム大聖堂



